日本看取り学会は、"看取り士"という専門職を学問的視点から進展させるために、2019年に設立されました。
“看取り士”とは、日本看取り士会の柴田久美子氏が提唱する「プラスの死生観」を基に、誰にも訪れる旅立ちの時を安心して、幸せに迎えられるようにする専門職です。
日本では今後、超高齢社会を迎えるなど、死に対する価値観が変わってきています。私自身も、大学教員として、東京農業大学から医療保健科学部を有する北海道文教大学に移ったことで、死について深く考えるようになりました。全ての人が迎える死について、医療や介護など様々な視点から学術的に捉え、文理融合型の実証を示していきたいと考えております。
当会は、2019年設立と歴史が浅いことから、毎年1度の全国フォーラムを開催するなどして、会員の方のみならず広く一般の方も含めて、”看取り”についての議論を深めていきたいと考えております。
変化が激しい現代において、その重要性が増している"生と死"や"看取り"について、ともに考えてみませんか？
皆さまのご入会を心よりお待ちしております。